感染症研修を行いました。

 

皆さま、こんにちは。栃尾デイサービスセンターいずみ苑 介護職員の井田です。

朝夕の冷え込みで、守門山の紅葉も一気に進み、いずみ苑から見ても橙色に色づいているのが確認出来る季節となりました(^-^)

さて、10月15日(木)デイサービスでは、今年2回目の感染症研修を行いました。

今現在もコロナ感染症対策を実施し、万全を期して営業しておりますが、これから流行期に入る「インフルエンザ」「ノロウイルス」、通年注意を払わなくてはならない「疥癬」について、専門職の看護師が講師となり知識を学びました。

今回は実際に嘔吐者が出たらどのように利用者様の対応をするのか、嘔吐物(ウイルス汚染)のある空間の処理方法など、ノロウイルス対応実践を職員が利用者様役、職員役を決めて体感しました。

食事を召し上がっている最中に起こった嘔吐という設定で、

・食事中に嘔吐              ・利用者様から嘔吐者を離す

 

・吐物処理を始める(ウイルスの飛散を防ぐため吐物を新聞紙で覆い、希釈した次亜塩素酸ナトリウム水をかけて、新聞紙になじませる)

 

・吐物を処理用袋に回収

自分もウイルス汚染されないよう身に着けていたガウン手袋を袋に回収する

ノロウイルスの嘔吐は、突発的で勢いよく吐物飛散するため、感染リスクが高く注意が必要です。感染を最小限に留めるには、

①嘔吐者周囲に居る利用者様を席から離す。または、嘔吐者を利用者様から離す。          窓を開け換気をする。エアコンを止めウイルスの飛散を防ぐ。

②同空間に居る利用者様を別空間(別室)に避難させ、ウイルスの飛散防止しながら吐物処理を行う。                                           ③嘔吐者対応と、吐物処理者は必要最低限の人数で行う。

実際に行ってみると、疑問点や意見など職員同士の意見交換が出来て、実のある研修になりました。

これからも、皆様がデイサービスで安心安全にご利用していただけるよう、引き続き衛生管理に努めてまいります。