こんにちわ。おおの苑 看護員の佐藤です。
栃尾文化センターで開催されている、てまり展に見学に出掛けてきました。
かつて紬の産地だった栃尾では古くからくず繭や紬の残り糸を利用した手がかりて
まり作りが盛んでした。てまりは、玩具としての用途とは別に幼子がてまりのよう
に美しく丸々と太るように、という願いを込めて、祖父母から孫たちへ節句や慶事
に際しての贈り物として使われました。
栃尾には現在、会員約60名の「栃尾てまりの会」があり、レーヨン系のかがり糸
を使った装飾品のてまり作りを主体に技術継承と特産品作りに励んでいるそうで
す。
見学に行かれた、ご利用者様から「きれいだった」「とても素敵だった」と喜ばれ
ていました。
5月3日~5日まで、常安寺にて「栃尾てまりまつり」が開催されます。
製作実演のほか、約3000個のてまりの展示即売会が開かれます。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?